先週、講師としてお招きいただいた、「佐沼女性セミナー」の閉講式にあわせた講話。
宮城県登米市は、私が全国の整理収納アドバイザーの「東北支援ボランティアチーム」に参加させていただいて最初に訪れた仮設住宅があった場所。
ご縁をいただいて「幸せを呼ぶ整理収納講座」と題した講話をさせていただくことになり、感慨深い日になりました。
担当の方が、送ってくださった感想です。
「家一軒津波で流されてみて、本当に必要な物ってそんなにないんだなと思いました。あきらめがつけばですが。
それでも、物は増えるのですね。今日のお話し、大変参考になりました。実践してみます」
言葉の奥にこれまでのご苦労が感じられて、背筋が伸びました。県内で講座を開催する時に、震災のことは心の中
にしっかりふまえたうえでお伝えしていますが、強制的に大切な物を手離さなければならなかった方々の言葉は胸
にせまります。チームの皆さんの思いも引き継ぐ気持ちで私にできることを続けていきたいと改めて感じました。
「今までの講座で一番良かったです。お話もユーモアがあり、とても参考になりました。先生の人柄が現れてか、
内容も充実しており、また聞きたいと思います。最高でした!」
恥ずかしくなるような感想をいただきましたが、私自身の、介護と子育てで七転八倒した経験が、少しでもお役に
たてるのだとしたら嬉しいです。
年があけて、2月にも登米市の他の公民館に呼んでいただいています。
ひとつひとつの講座を、誠実に一生懸命つとめさせていただきます!