大崎市古川宮沢地区公民館で、「宮城県地域婦人団体連絡協議会」の研修会の、基調講演の講師を務めました

いつものように「幸せを呼ぶ片づけ講座」

およそ130人の方が聴いてくださいました

1月にも同じタイトルで講演させていただいた、リクエスト依頼なので3回目という方もいらっしゃる

でも、整理収納は奥が深いので、何回でもお伝えできます

今までは、捨てる減らすより大切な物を選ぶこと、優先順位を考えることを中心にお伝えしましたが、それでも捨

てられないとおっしゃる方に、手放す時の心の痛みを感じることで、ご自分の家に物をお招きする時に、本当に自

分にとって必要な物か?使いきれる物かと考えられるようになるはずですとお伝えしました

 

最後に、去年、大崎で私がお会いしたご婦人のことをお話ししました

岩出山公民館での講座の帰り、陸羽東線で隣同士になった高齢のご婦人と会話しました

杖をついていますが、天気のいい日は、電車で景色のいい場所に出かけて歩くのよと教えてくださいました

片づけてますか?とお聞きしたら、子どもがいないし、連れ合いも亡くなって一人暮らしだから、姪に頼んで

少しずつ整理しています。誰かに使ってもらえないかなと思うから、なかなか進まないけどとのこと

そして、降りられる前に、こう話されました

 

「私の体も最後には献体すると決めて、病院で登録しました」と

 

胸をうたれました

人生の棚卸のために、身の回りを整理しましょうと沢山の方々の前でお伝えしている私にとって、忘れること

のできない出会いになりました

講演を聴いてくださった皆さんも、ご自分なりに何かを感じてくださったようです