「私が発達障害住環境サポーター養成講座の開催を全力で続ける理由」
私はもう10年以上アルツハイマー認知症の姑を在宅介護しています。
最近の姑は、2分と記憶することができない状態。
6月の初めに背骨の圧迫骨折をして、コルセットを装着しているのだけれど、すぐに外したがる。着けるのも、外すのも、着けたままにしておくのも私のお役目。難題。
先日は、夜中に紙おむつのシートをトイレに詰まらせて、水浸し。中に手をつっこむことに。
少し、泣きたくなったけれど、胸がしめつけられるような苦しさはもうない。
姑には、彩のある88年の人生経験があり、子供も孫もいて、スキルと知識を持つ私が介護している。そして、私自身も経験を土台に高齢者の心身の健康についてお伝えしている。なにより、高齢者の問題は、誰もが多かれ、少なかれ自分の問題として向き合うことだから、制度だって整えられている。
比べてはいけないかもしれないけれど、障害者への支援はあまりにも少ない。特に、発達障害者の抱える困難さを理解している方ってどれだけいるのだろう。定型発達の人達が自分ごとに感じられないのは無理もない。だからと言って、誤解や偏見で無自覚に傷つけてしまっている場面を見て見ぬふりはできないのです。
脳の特性や、病で、困難を抱えている方々は、ひっそりと苦しんでいます。大きな声で助けを求めません。
私は、発達障害について知るためのドアを開けました。今も、アンテナを高く立てて学び続けています。その、すべての知識と経験を少しでも多くの方に伝えるのが、使命だと思っているのです。
今月、研修を開催します。
興味のある方は、遠慮なくメッセージください。
入門編は、リクエストいただければ、どこにでもまいります。
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「発達障害住環境サポーター養成講座基礎研修」
日時 2018年7月29日(日)10:30~16:30
会場 ソシラボ
仙台市青葉区一番町2丁目2-8 IKIビル 10F
受講料 21,600円(受講料18,000円/教材費2,000円/消費税1,600円)
※事前振込でお願いします
定員 6名(最小遂行人数3名)事前予約制
受講資格は問いません
テキスト「発達障害と環境デザイン」かもがわ出版
お持ちの方はお知らせください
1日5時間で、発達障害の基礎知識と特性に合わせた住環境整備の基礎知識を学び仕事や支援に役立てたい方のための講座です。
○カリキュラム
・発達障害の脳の特性
・感覚の過敏・鈍感
・片づけのスキルと手順
・特性に合わせた4つのポイント
・サポートの実例
・行動習慣
○このような方が受講されています
・福祉サービス事業所の支援者で住環境整備に課題を感じている方
・現役の教員、または支援学級の教員
・整理収納分野の方
・片付けが苦手な子どもの子育て経験を活かした支援を考えている方
特性を持った方に対して配慮すべき言葉や態度はもちろん、最近、行った整理収納の実例も紹介しながらわかりやすくお伝えします
お問い合わせ、申し込みは問い合わせフォームか下記のアドレスまで
Mail studiodeverite@gmail.com
折り返し、詳しい内容をご連絡します
この研修は、NPO法人「暮らしデザイン研究所」の認定講座です。
https://kurashi-design.org/